ベトナムのハノイに2ヶ月、ダナンに約3週間、ホーチミンに約1週間ほど滞在をしました。
僕らは、約3ヶ月間の滞在中、SIMフリーのiphoneだったので、現地でViettelのSIMカードを購入してみました。
今回は、ベトナムのSIMカードの種類や料金、購入場所やチャージ方法などをご紹介していきますね。
【ベトナムSIMカード】携帯電話会社まとめ!
ベトナムでは、下記の3社が大手携帯電話会社であり、日本で言うと、docomo、softbank、auのような位置付けになっています。
Viettel(ベトテル)
Vinaphone(ビナフォン)
Mobifone(モビフォン)
これらの3社は、SIMカードの料金、データプラン、通信速度にほとんど差がないので、どれを購入しても大きな違いはないと思います。
ちなみに、上記の3社以外にも「Vietnamobile(ベトナモバイル)」という携帯電話会社も人気が出てきているようです。
Viettel(ベトテル)
このキャリアは、ベトナム国防省系の通信会社であり、ベトナムでの国内契約シェアNo.1の携帯電話会社です。
日本でいうdocomoにあたる会社なので、ハノイ・ダナン・ホーチミンなどの大都市では、たくさんの店舗を目にします。
ベトナム国内では、Viettelの基地局が一番多いので、通信が一番安定している携帯電話会社です。
Vinaphone(ビナフォン)
このキャリアは、ベトナム郵便通信公社系(VNPT)の携帯電話会社であり、国内契約シェアNo.2の携帯電話会社です。
国内契約シェアNo.1のViettelとの激しいシェア争いをしており、サービスの質や料金などにほとんど変わりありません。
Mobifone(モビフォン)
このキャリアは、ベトナム郵便通信公社系(VNPT)の携帯電話会社であり、ベトナムで国内契約シェアNo.3の携帯電話会社です。
現地の若者に人気で通信費用が安いのが特徴であり、外国人利用者が多いようです。
ちなみに、通信速度は、ViettelやVinaphoneよりも少し接続が悪い時がありますが、気になるほどではなく、ハノイ・ダナン・ホーチミンなどの大都市にいる限り、問題はありません。
【ベトナムSIMカード】種類と利用料金まとめ!
ベトナムのSIMカードには、下記の2つの種類があります。
①観光客向けSIMカード
(データプランと期間が決まっている使い切りタイプ)
②プリペイドSIMカード
(データプランを選択し、1ヶ月毎にチャージすることで使い続けることができるタイプ)
ちなみに、観光客向けSIMカードは、それほど高額ではなく、すぐに使い始めることができ、残高を気にせずに利用できます。
今回、僕らは、プリペイドSIMカードを購入したので、Viettel、Vinaphone、Mobifoneの利用料金について、下記で詳しくご紹介していきます。
【ベトナムSIMカード】Viettelの利用料金は?
下記の表は、ViettelのプリペイドSIMカードのデータプラン毎の1ヶ月の利用料金です。
なお、下記のデータプラン料金の他に、音声通話料金やSIMカード本体の料金が、50,000VND(約250円)ほどかかります。
パッケージ名 | 容量 | 料金 |
Mimax70 | 3GB | 70,000VND (約350円) |
Mimax90 | 5GB | 90,000VND (約450円) |
Mimax125 | 8GB | 125,000VND (約625円) |
Mimax200 | 15GB | 200,000VND (約1,000円) |
Mimax300 | 30GB | 300,000VND (約1,500円) |
ちなみに、SIMカードをスマートフォンに入れた後、「900」宛てに電話をするだけで、アクティベートされ、ベトナムで利用可能になります。
また、インターネットに接続するためには、該当のSIMに合ったAPN設定をする必要があります。
ただ、Viettelの場合は、SIMカードを挿入すれば、APN設定が自動で行われるため、自分で設定する必要はありません。
【ベトナムSIMカード】Vinaphoneの利用料金は?
下記の表は、VinaphoneのプリペイドSIMカードのデータプラン毎の1ヶ月の利用料金です。
なお、下記のデータプラン料金の他に、音声通話料金やSIMカード本体の料金が、50,000VND(約250円)ほどかかります。
パッケージ名 | 容量 | 料金 |
BIG70 | 4.8GB | 70,000VND (約350円) |
BIG90 | 7GB | 90,000VND (約450円) |
BIG120 | 12GB | 120,000VND (約600円) |
BIG200 | 22GB | 200,000VND (約1,000円) |
BIG300 | 36GB | 300,000VND (約1,500円) |
ちなみに、SIMカードをスマートフォンに入れた後、「900」宛てに電話をするだけで、アクティベートされ、ベトナムで利用可能になります。
また、インターネットに接続するためには、該当のSIMに合ったAPN設定をする必要があります。
ただ、Vinaphoneの場合は、SIMカードを挿入すれば、APN設定が自動で行われるため、自分で設定する必要はありません。
【ベトナムSIMカード】Mobifoneの利用料金は?
下記の表は、MobifoneのプリペイドSIMカードのデータプラン毎の1ヶ月の利用料金です。
なお、下記のデータプラン料金の他に、音声通話料金やSIMカード本体の料金が、50,000VND(約250円)ほどかかります。
パッケージ名 | 容量 | 料金 |
HD70 | 3.8GB | 70,000VND (約350円) |
HD90 | 5.5GB | 90,000VND (約450円) |
HD120 | 8.8GB | 120,000VND (約600円) |
HD200 | 16.5GB | 200,000VND (約1,000円) |
HD300 | 33GB | 300,000VND (約1,500円) |
ちなみに、SIMカードをスマートフォンに入れた後、「900」宛てに電話をするだけで、アクティベートされ、ベトナムで利用可能になります。
また、インターネットに接続するためには、該当のSIMに合ったAPN設定をする必要があります。
ただ、Mobifoneの場合は、SIMカードを挿入すれば、APN設定が自動で行われるため、自分で設定する必要はありません。
【ベトナムSIMカード】購入場所まとめ!
ベトナムのSIMカードを購入することができる主な購入場所は、下記となります。
ちなみに、2016年以降、SIMカード購入時には、パスポートの提示が義務付けられるようになっています。
しかし、正規の小売店以外のところでは、パスポートがなくても買えるところもありますが、他人の名義になっている場合が多く、突然使えなくなるというトラブルもあるそうです。
①空港
②携帯キャリアの店舗
③家電量販店
④Amazon
⑤街中の小売店
僕らは、②の携帯キャリアの店舗である「Viettel」の店舗でSIMカードを購入しました。
なお、パスポートを持参しましたが、提示しなくても購入できましたし、英語を話せる店員さんであり、全ての設定をしてくれました。
<今回のSIMカード料金>
90,000VND(Mimax90 5GB)+50,000VND(SIMカード代金)+50,000VND(音声通話代金)=190,000VND(約950円)
①空港
空港の到着ゲートを出ると、上記のようなSIMカードの小売店があります。
空港で購入すると、SIMカードの差し替えから設定まで全て店員さんがやってくれます。
料金が少し割高となりますが、何千円、何万円もの差はないので、すぐに使いたい方は、空港で買うことが一番おすすめです。
②携帯キャリアの店舗
Viettel, Vinaphone, Mobifoneなどの携帯キャリアの店舗でもSIMカードを購入することができます。
ハノイ・ホーチミン・ダナンなどの都市中心部にある店舗では、英語を話せる店員さんが居るので、安心して購入できます。
③家電量販店
大手携帯ショップでも購入することができ、「The Gioi Di Dong(テー ジオイ ジ ドン)」という家電量販店は、ベトナム全土にある大手店舗なので、すぐに見つけることができます。
そして、家電量販店でも、SIMカードの設定は店員さんがやってくれますし、料金リストがあるので、ぼったくられる心配もありません。
④Amazon
ベトナムのSIMカードは、日本のAmazonでも購入できます。
空港への到着時間が、深夜や早朝だとSIMカードを販売する小売店が開いていません。
なので、到着してすぐに必要な方は事前に日本で購入しておいた方が良いと思います。
⑤街中の小売店
街中にある小さな売店や雑貨屋、CircleKなどのコンビニやミニマートなどでも「SIM CARD」と書かれた看板を目にします。
そのような小売店でも購入できますが、英語が通じなかったり、設定をしてくれなかったり、多少値段を上乗せされたりすることもあるようです。
【ベトナムSIMカード】チャージ方法は?
プリペイドSIMカードの主なチャージ方法は、下記の3つとなります。
①携帯キャリアの店舗でチャージする方法
②コンビニでチャージする方法
③オンラインでチャージする方法
ちなみに、観光客向けSIMカードは、使い切りタイプなので、チャージは不要です。
・自分の電話番号を確かめるには、「*0#」と電話します。
・Viettelでの残高確認は、「191」に「KTTK」とSMSを送ります。
・ベトナム国内から日本へ電話する方法
0081+[0を取った電話番号]
(例)連絡先:03-0000-0000
かけ方:0081-3-0000-000
①携帯キャリアの店舗でチャージする方法
Viettel, Vinaphone, Mobifoneなどの携帯キャリアの店舗でチャージする方法です。
店員さんに、チャージしたいこと、データプラン、音声も付けたいことを伝えれば問題ありません。
その後、店員さんにスマートフォンを預けると、チャージの設定や操作をやってくれます。
そして、店員さんに言われた金額を渡したら、何事もなかったかのように使用できます。
<今回のSIMカードチャージ料金>
70,000VND(Mimax70 3GB)+30,000VND(音声通話代金)=100,000VND(約500円)
②コンビニでチャージする方法
ベトナムには、CircleKなど日本で馴染みのあるコンビニやミニマートがあります。
そして、チャージする際は、レジに並んで、自分の携帯会社名とチャージしたいことを伝えれば問題ありません。
店員さんに、金額を聞かれるので、チャージしたい金額分の紙幣を渡します。
その後、レシートのようなものを発行してくれます。
そのレシートの14桁の番号を以下のように入力し、発信するとチャージが完了します。
「*100*14桁の番号#」
③オンラインでチャージする方法
下記のスマートフォン用のアプリを利用すれば、携帯キャリアの店舗やコンビニに行かなくてもチャージすることができます。
Viettelユーザ向け:「My Viettel」
Mobifoneユーザ向け:「Mobifone NEXT」
また、ベトナムの銀行口座があれば、銀行アプリからオンラインでチャージすることも出来ます。
最後に【ベトナムSIMカード:種類や料金と購入場所やチャージ方法】
僕らは、1個のSIMカードを購入し、テザリングが出来るので、約2,000円で約3ヶ月間、どんな場所でも利用することができました。
ちなみに、ベトナムでは、レストラン・カフェ・スーパーなど色々な場所でフリーwifiが飛んでいます。
なので、SIMカードが無くても問題ありませんが、是非ともベトナムに訪れる際には、格安のSIMカードを利用してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。